1991年正月 昼間は映画館、夜はVIDEOの生活。
ハロルド・ベッカー『シー・オブ・ラブ』 1月4日金曜
アル・パチーノ エレン・バーキン
『ヘンリー』で異常大量殺人鬼を演じたマイケル・ルーカー。
大川俊道『クライム・ハンター3』 1月5日土曜
これは困った。
VIDEOになっても、どうでもいいようなプログラム・ピクチャーを観るくせが抜けずに……。
いや、かえってひどくなったのか。
観散らかして忘れ去るスピードも加速する一方。
ジェイムズ・キャメロン『アビス』 1月5日土曜
映画日誌ならぬVIDEO日誌になると、満足度のレベルも大中小のうち大が抜けて、中小ならよし、あとはエトセトラとなる。 これは中満足。ということは、かなりの上位。
ロン・アンダーウッド『トレマーズ』 1月6日日曜
スターも、アイデアも、仕上がりも、ぜんぶB級。
そのくせ続編・続々編とつくられたヒット作。
たんなるモグラ怪獣の話と侮るなかれ。
マイク・フィギス『インターナル・アフェア』 1月6日日曜
リチャード・ギアの悪、アンディ・ガルシアの善。
配役が逆じゃない?と思わせるところがミソ。
珍しい汚れ役を魅せたギアがぜんぶ攫ってしまった。