2024.06.04 ジム・ジャームッシュ『リミッツ・オブ・コントロール』 2009
THE LIMITS OF CONTROL
「ブロークン・フラワーズ」のジム・ジャームッシュ監督が、ジョン・ブアマン監督の「殺しの分け前/ポイント・ブランク」や70~80年代のヨーロッパの犯罪映画を念頭に撮り上げたという異色のハードボイルド・ムービー。イザック・ド・バンコレ扮する殺し屋と思しき主人公が、スペイン中を巡りながら謎に包まれた任務をストイックに黙々とこなしていくミステリアスな旅の行方を、国際色豊かなオールスター・キャストで描き出す… ーーallcinema.onlineより
ジャームッシュはジャームッシュ。勝手にやってくれの映画。リミッツ・オブ・ナッシング。
2024.06.03 ジェニファー・ロペス『アトラス』 2024 ATLAS
ジェニファー・ロペスが製作・主演を務め、「カリフォルニア・ダウン」「ランペイジ 巨獣大乱闘」などを手がけてきたブラッド・ペイトン監督がメガホンをとったSFアドベンチャーアクション。
AI(人工知能)が人間の生活に溶け込み、社会に欠かせない存在になった近未来。優秀だが人間もAIも信用していない孤高のデータアナリストのアトラス・シェパードは、過去に彼女と因縁があり、人類に反旗を翻したAI「ハーラン」を捕らえるためのミッションに参加する。しかし、その作戦途中にアクシデントが生じ、ある惑星に不時着してしまう。そこでさらなる問題に直面したアトラスに残された唯一の道は、AIの「スミス」を信用して手を組むことだった。ーー映画.comより
近未来、AIとの共存か、決戦か。映像イメージ的にも話のつくりにも、どこか『Tー2』とか『エイリアン2』とか『トランスフォーマー』とかを連想させるところが……。
2024.06.02 『バイオニック』 2024 BIONIC
ブラジル映画
超パワーを備えたバイオニック義手・義足が合法化された近未来。アスリート界の記録が人間の能力を超えていくって噺。
世界記録を更新するアスリート姉妹は犯罪組織に利用された果てに……。
2024.06.01 『カラーズ・オブ・エビル: レッド』 2024
Kolory zla. Czerwien
ポーランド映画
唇を斬り取られた若い女の屍体が海岸に打ちあげられる。サイコ連続殺人のモード。容疑者は自殺して、捜査は終了となるが。
証拠品を仕込まれた冤罪の疑惑が強く。正義漢の検事が粘り強く事件に喰い下がる。浮かび上がってきたのは、警察にも深いコネを持つ「ギャングスタ」のボスだった……。
最後にもう一ヒネリあるんだが、型通りの犯罪ものが、この国の映画だと、どうしてこんなにもクラクなるのか、と感心しながら観た。
2024.05.20 『ローン・ソルジャー 人質奪還』 2022
SVOYA VOYNA. SHTORM V PUSTYNE
監督・主演 アレクセイ・チャドフ
シリア、ISIS支配下、米軍管理化の戦闘地域に単身潜入。人質となったかつての上官を救出する。
ロシア版ランボー。
ロシア映画看板のプーチン好戦主義は控え目。本家ランボーに近い。