1983年5月29日日曜 晴れ
ソビエト・シネマ・フェスティバル 民族共和国からの映像 10ヶ国20作品マラソン上映
青山 草月ホール
一日目は四本。
ペルロシア『スタフ王の野蛮な狩り』ワレーリー・ルビンチク
グルジア『ピロスマニ』ゲオルギー・シェンゲラーヤ
ウクライナ『大地』アレクサンドル・ドヴジェンコ
アルメニア『猟人日記「狼」』ロマン・バラヤン
ホール上映なので、上映環境はかなりトンデモだった。
とくに「特設の」スクリーンがね。
ペレストロイカはまだ始まらず。とはいえ、この「社会主義帝国」の崩壊も目前にせまっていた。これだけ多様な共和国からの発信があったという事実は、確かに明確な予兆だったのだと、今にして納得する。
ともかく、他の日もふくめて、10本は観た。衝撃の作品もあり、収穫は上々である。