『恐怖分子』『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』『光陰的故事』『冬冬の夏休み』

2026.05.21 『恐怖分子』 1986
恐怖■子
TERRORIZERS
 台北を舞台に、カメラマンとその恋人、小説家の妻と医師の夫、その元恋人、不良少女、刑事……様々な人物が幾重にも錯綜し現代の台湾が抱える問題を浮き彫りにしていく。E・ヤンを一躍、台湾ニューウェーブの旗手に持ち上げた現代感覚溢れる問題作。ーーallcinema.onlineより


2026.05.22 『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』1991
A BRIGHTER SUMMER DAY


 ’61年夏、台北で実際に起こった14歳の少年の、同い年の少女殺人をもとにした青春叙事詩。戦後あらたに生まれ変わろうとする国情を視野に入れて、出口の見えない迷路の中でもがくような少年たちの日々を描いている。不良少年同士の抗争を叙述することが、革命を語ることと同等な世界。大陸からの移住組の一家がこうむる圧力は、さらに露骨なものとなって少年スーを巻き込んでいく。彼の恋した少女ミンは、彼らのボスの情婦という噂がある。そのボスは、敵グループのボスと一騎討ちの最中、車にはねられて死んでしまう。やがてスーはミンとの交際を注意され、怒って中学を退学する。だがミンは、スーの親友で軍人の息子マーと付き合いはじめていた……。4時間版では、スーの家族の挿話が描き込まれ、少年の性格造形をより細かにしている。ヤン自身がスカウトしたミン役のリサ・ヤンは7歳の時にLAに移住した米国育ち。なお、タイトルの■の字は「牛」へんに古。また2017年3月には「4Kレストア・デジタルリマスター、3間56分版」の劇場公開が実現。ーーallcinema.onlineより


2026.05.23 『光陰的故事』 1982
光陰的故事
In Our Time
 台湾映画界の若手監督4人がメガホンをとり、1960~80年代を背景に子ども時代から青年時代までの4つの物語を手がけた短編オムニバス。第1話「小龍頭」(タオ・ドゥツェン監督)、第2話「指望」(エドワード・ヤン監督)、第3話「跳蛙」(クー・イチェン監督)、第4話「報上名来」(チャン・イー監督)の4話構成。2015年3月、エドワード・ヤン監督の「恐怖分子」デジタルリマスター版のリバイバル公開にあわせ、同作と同時上映。ーー映画.comより


2026.05.24 『冬冬(トントン)の夏休み』 1984
冬冬的假期
A SUMMER AT GRANDPA’S
監督 ホウ・シャオシェン
 台北の小学校を卒業したトントンは妹のティンティンと二人、夏休みを田舎で開業医をしている祖父の家ですごす。母が入院し、父は看病でつきっきり(少し「となりのトトロ」にも似た設定だ)。年若の叔父に付き添われ、台湾西北部のトンローまでいくはずが、恋人と同行の叔父は有頂天で、彼女の実家のある駅で途中下車。二人は寂しく目的地へ。しかし、駅前で遊ぶ子供たちとはすぐにうちとけ、車で追いついた叔父と、病院も兼ねた祖父の邸へ……。素晴らしい休暇がここに始まるのである。原作、脚本の朱天文の幼年時代に基づく、ただ郷愁を誘うとか、懐かしさに溢れるとだけ書くのではすまされぬ秀作。ーーallcinema.onlineより

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