30年遅れの映画日誌。映画を観るためには映画館に出かけるしかなかった時代の話。
1984年2月18日土曜 曇り
矢作俊彦『アゲイン』
新宿 オール・ザッツ・ニッカツシネマAGAINAGAIN&アゲイン
雪と雪のはざまの土曜日。
去年のいまごろには予想もしなかった日々。来年のいまごろはどうなっていることか。
かくしてアマチュアの時代は終わった。男って奴ぁ二種類しかいねぇ。プロか、バカか。
この見立てだけはまったくの逆だったようで。かくして……。
封切り初日の併映は、丸山健二原作・森田芳光監督・沢田研二・樋口可南子の『ときめきに死す』。
ナンナンジャ、コレァの珍作だった。