ウォルター・ヒル『ストリートファイター』

30年遅れの映画日誌。三年目。 映画を観るためには映画館に出かけるしかなかった時代に。

 1981年12月27日日曜 曇り
 ウォルター・ヒル『ストリートファイター』

 三鷹オスカー

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 チャールズ・ブロンソン&ジェイムズ・コバーンのコンビが最高。ストリートファイトの腕だけで不況の時代を渡っていく男たちの体臭が臭うロード・ムーヴィー。
 これはヒルのデビュー監督作。当たり外れはあっても、この人の映画はほとんど観ている。『ウォリアーズ』のような単純明快な話がいい。

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最近の『デッドロック』は、黒人・刑務所版「ストリートファイター」だった。
 メインはウェズリー・スナイプスとヴィング・レームズの対決なので、コバーンにあたるマネージャー役がいない点が物足らなかったが、しいていえば、ピーター・"コロンボ"・フォークの役がそれに準じる。人に血を流させて金儲けに励むけれど、どこか憎めない男。

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