かくて1982年は終わりぬ

 1982年12月25日土曜 晴れ
 溝口健二『祇園の姉妹』『浪華悲歌』
 新宿
 1936年作品のニュープリント。溝口映画は、『雨月物語』と、六歳くらいで観た記憶がかすかに残っている『新平家物語』を再観したかったのだが、こちらで代用。

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 その後、同時代批評の忘年会へ。
 本年度は前年に続いてまたまた本数がダウンした。おそらく50本を割ってしまったみたいで。ワースト記録だな。
 長引いた執筆もあと二日ほどで終わるところまで漕ぎつけた。
 来年は観るぞ。並みのペースにもどすぞ。100から150本が適切な正常値。それ以上観ると脳みそが溶けるから。
 と、来る年の健闘を誓って、1982年は暮れたのであった。

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